『数学教育 2022年9月号』に寄稿しました
『数学教育 2022年9月号』の特集「生徒も教師も楽しくなる数学パズル・ゲームPremium」において、「お絵かきロジック」について寄稿しました。
同パズルは、「イラストロジック」や「ピクロス」という名前でも知られています。私が大学院修士課程に所属していた際、後輩の髙橋正太郎さんと荻無里広造さんと教材化して、中学校選択数学の授業で実践をしました。
こちらの実践を紀要論文にまとめており、それを編集者の方に見つけていただき、今回の執筆のご縁をいただきました。拙稿ではありますが、以下にご紹介させていただきます。
髙橋正太郎さんと荻無里広造さんには、今回の単著での執筆について、ご快諾いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
荻無里広造さんは、現在長野県で教員をされております。コロナ禍の休校中、所属地域における学習支援に関する実践について、当時メディアにも掲載されていました。
また髙橋正太郎さんは、卒論において『数理モデルによるシミュレーションを題材とした中学校数学の授業開発 -感染症伝播とその予防を例として-』という研究をされていて、今思えば、このコロナ禍の社会を見通しているかのような内容をまとめられていました。
先に取り上げたお絵かきロジックの論文も、当時の中学校での実践も、今思えば粗削りな内容ですが、当時試行錯誤しながら研究室メンバーで協働して取り組んできたことが、数年の時を経てこのような機会をいただくことになりまして、大変有難い限りでした。関係の皆さまに、この場を借りてお礼申し上げます。
少しでも「お絵かきロジック」の楽しさと教育実践の可能性について、読者の方々にお伝えできれば幸甚に思います。
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