日本教育工学会2023年春季全国大会の大会実行委員・シンポジウム話題提供をしました
3月25日(土)から26日(日)まで開催される、日本教育工学会2023年春季全国大会において、大変微力ながら大会実行委員会の委員として、運営に関わらせていただくご縁をいただきました。
約12年前の学部生の時から大会に参加しており、発表等を通して学んできた機会も、有識者の先生方がスタッフとして裏方で支えていただいたおかげであるということを痛感しました。
また、26日のシンポジウム『1人1台端末時代における教育工学研究の役割』において、話題提供をさせていただきした。
学会の委員業務をしながらも緊張感満載であることを察していただいたためか、対面で久しぶりにお会いできた先生方に「がんばってね」とお声掛けいただきました。リモートで多くの方にメッセンジャー等でもご連絡をいただきました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
https://sites.google.com/view/jset2023url/
概要
文部科学省の「GIGAスクール構想」により,児童・生徒1人1台端末及び高速ネットワークの整備が進められている. また,それに伴いデジタル教材,授業支援システム,クラウド,教育データなどの活用も行われている.コロナ禍の状況も後押しして急激に普及が進んだことによる混乱がある一方で,多様な教科・領域における学習活動で活用され,これまで実現できなかったような教育実践も見受けられるようになった.そうした実践に関する研究知見は個別に示されるようになってきてはいるが,それを超えて,教育工学研究における理論的・実践的な研究への位置付けや発展可能性を議論することも重要だといえる.そこで,本シンポジウムでは,政策・研究・実践などに関わる多様な立場から,現在の取り組みで得られた知見を共有し,これからの時代において期待される教育工学研究の役割について議論する.
プログラムコーディネーター 中橋雄 (日本大学)
<話題提供>
武藤久慶 (文部科学省)「データから見えるGIGAスクール構想の今」
木原俊行 (大阪教育大学)「1人1台端末時代に求められる教師の力量とそれを高めるための学びのあり方」
稲葉利江子(津田塾大学)「1人1台情報端末での学びをどうデザインするか」
小池翔太 (東京学芸大学附属小金井小学校)「授業外における一人一台情報端末を活用した子どもの学び」
長谷川菜々 (仙台市立錦ケ丘小学校)「子供が主体的に学び取る授業へ〜クラウド環境を活かした授業デザイン〜」
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