府中市立小中学校PTA連合会の講演に関する記事が掲載
3月9日に開催された府中市立小中学校PTA連合会による家庭教育学級で、講演をさせていただきました。この様子が、以下共同通信社の記事で取り上げられました。
この日の催しの冒頭、講演した東京学芸大附属小金井小学校教諭の小池翔太さんは、コンピューターゲームのことを考える際に重要な点は「ゲームの作り手の目線。ゲームを作る人のことを考えることだ」と指摘。「ほとんどの人がゲームで遊ぶ、ゲームの使い手だが、作り手の目線になるとゲームの豊かな側面を学ぶことができる」と述べ、一例として、ゲームの作り手の思考回路を生活向上のヒントにする「ゲーミフィケーション」の考え方を紹介した。
ゲームの作り手は、達成しやすい小さな目標(スモールステップ)をたくさんゲーム中に設けたり、達成時に褒める場面をつくったりするなど、ゲームで遊ぶ人の意欲を高める工夫を重ねている。この作り手の考え方を生活に応用すれば、生活上の面倒なことがそれほど面倒でなくなるという。
小池さんは「漢字ドリルを5分間やったらお菓子がもらえる」というようなことも「やる気や挑戦意欲を引き出すゲーミフィケーションの一つ」と指摘した上で「作り手の目線になると世の中を見る目が変わる。個人の生き方や社会を変えるヒントになる」と述べた。
桃太郎電鉄の教育版に関して、小池さんは「鉄道駅に到着すると購入できる物件の種類(飲食店、工場、娯楽施設など)と価格を埋める空欄があり、プレーヤーは自由にその空欄に物件の種類や価格を書き込むことができる点は素晴らしい。子どもをゲームの作り手目線にしてくれる」などと学習上の工夫を評価した。
また、3月28日の朝日小学生新聞でも取り上げられていたようです。関係の皆さま、ありがとうございました。
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