11月16日(土)第133回千葉授業づくり研究会に参加します

11月16日(土)16:00~,千葉大学教育学部にて開催される「第133回千葉授業づくり研究会」に参加します。

テーマは『PrivacyVisor開発物語〜プライバシー保護の先端技術の研究開発から社会実装へ』,講師は国立情報学研究所 副所長の越前 功 先生です。

教育界におけるICT活用関係の議論として,プログラミング教育必修化が中心となっていますが,同時に最新のセキュリティ問題と技術的な研究・対策についても教師が学ぶとともに,どのような授業づくりが必要かを考えることは,非常に重要ではないかと思います。

今回,主催であり学部・修士生時代に大変お世話になったNPO法人企業教育研究会にお願いして,本企画にかかわらせて頂きました。ぜひご参加頂ければ幸いです。


第133回千葉授業づくり研究会
PrivacyVisor開発物語〜プライバシー保護の先端技術の研究開発から社会実装へ
 
スマートフォンやパソコンなどのログインの方法として、指紋認証や顔認証などの生体認証が身近になってきました。その一方で、思わぬ形でカメラへ写りこんでしまった結果、プライバシー侵害につながってしまう可能性があるという指摘も出ています。


そこで、今回は国立情報学研究所より越前功教授をお招きいたします。


2012 年に越前教授が着想したPrivacyVisor は、被撮影者の着用により、着用者の顔検出を妨害することで、プライバシーを保護する世界初の技術であり、海外のトップメディアに大きく取り上げられました。さらに、2013 年より眼鏡フレームの世界的シェアを持つ福井県鯖江市の眼鏡製造企業と共同で、電源を用いず、装着感や見た目のデザインに配慮したPrivacyVisor の研究開発に着手し、鯖江市が実施・運営しているクラウドファンディング事業による資金調達を経て、2016年5月に製品化されました。2018年4月には掛け心地を追及した廉価版が製品化されています。今回の研究会では、国の研究機関による研究成果が地域に根差した企業の技術協力や自治体のサポートを通じて、製品化されるまでの一連のプロセスを紹介致します。


日時

2019年11月16日(土)   16:00~18:50


講師

越前 功 先生

国立情報学研究所 副所長

国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授

東京大学大学院情報理工学研究科 電子情報学専攻 教授


スケジュール

16:00-16:15 自己紹介

16:15-17:15 講演

17:15-17:30 休憩

17:30-18:50 質疑応答

(19:00- 西千葉駅近くのお店で懇親会)


会場

千葉大学教育学部1号棟1317講義室


参加費

非会員:2,000円

会員:1,000円

学生:無料

(会員とは、企業教育研究会会員を指します。)


主催

千葉大学教育学部 藤川研究室

敬愛大学国際学部 阿部研究室

NPO法人企業教育研究会

小池翔太(@koike_s)ウェブサイト

小池 翔太(東京学芸大学附属小金井小学校 教諭)ウェブサイト。ICTを活用した教育・企業と連携した教育に関心があります。本サイトには、プロフィール・制作教材・研究業績・教育活動等を掲載しています。