2017・2018年度「グリー×千葉大学共同授業」紀要執筆・メディア掲載等

2017・2018年度「グリー×千葉大学共同授業」を以下紀要に執筆しました。実践については,いずれも勤務校である千葉大学教育学部附属小学校で,大学と附属小学校の連携研究の一環として行いました。


■2017年度(英語アプリ開発授業)

小池翔太・藤川大祐・陳卓君・鈴木織江(2019)「教員養成学部授業におけるノベルゲーム開発ツールを用いた学生自身によるアプリ教材実装の試み―小学校外国語の事例―」、『人工知能社会における教育に関する実践的研究』、千葉大学大学院人文公共学府研究プロジェクト報告書、千葉大学大学院人文公共学府、第346集、pp.47-56
https://ace-npo.org/fujikawa-lab/file/pdf/other/2019/06_koike.pdf


■2018年度(VTuber授業)

ジョナタン エズラ・藤川大祐・古林智美・小池翔太・鈴木織江(2019)「教員養成学部におけるVTuber授業の実践開発の試み」、『人工知能社会における教育に関する実践的研究』、千葉大学大学院人文公共学府研究プロジェクト報告書、千葉大学大学院人文公共学府、第346集、pp.39-46
https://ace-npo.org/fujikawa-lab/file/pdf/other/2019/05_jonathan.pdf


各年度の実践は,多くのメディアに取り上げて頂きました。関係の皆様,ありがとうございました。



■2017年度(英語アプリ開発授業)


■2018年度(VTuber授業)

【World MR News】VTuberの技術を教育現場に活用! 「グリー×千葉大学共同授業」をレポート | 拡現人

2018年10月より開催されている、グリーと千葉大学教育学部の共同授業。今回で6年目となるこの試みだが、本年度のテーマとして選ばれたのが「VTuberを活用した授業」だ。これまで数回にわたり千葉大学教育学部の学生たちがVTuberを活用した授業を実施。その集大成として、小学6年生がVTuberになりきり小学4年生からのお悩みに答えていくという授業が行われた。 公開授業としてはこれが最後となるが、本講ではその模様をお届けする。 はじめてVTuberを見た小学4年生の反応は……!? ちなみに、この日の授業のざっくりとした流れとしては、千葉大学教育学部附属小学校6年2組の生徒35名が8つのグループに分かれ、それぞれ2分30秒という短い持ち時間のなかで、VTuberになりきり小学4年生の質問に答えていくというもの。実際に配信を行うときは放送室に移動し、そこからPCと簡単にキャラクターになりきることができるソフト『FaceRig』を利用して動画を配信していく。さらに、その映像を4年2組の小学生たちが見るという感じだ。 小学6年生のクラス。大学生が授業を行い、これから実施する内容の説明をしていた。 教室のディスプレイ越しに配信を見る小学4年生たちには、ひとりひとりにノートPCが渡されており、チャットサービスの『Sli.do』を使いこなしながら、リアルタイムに自分の思った感想が書き込めるようになっていた。また、それらの模様は6年生の教室にも共有されており、こちらもリアルタイムに反応が見られるという形になっていた。 小学6年生は、この授業に向けてあらかじめ練習が行われている。前回のリハーサルでかなり完成度が高くなってきたそうだが、「4年生に伝わるように、もう少し大きく動きを付けて伝わりやすいように」というアドバイスが授業を受け持っていた大学生から出ていた。 また、小学4年生のクラスではチャットでメッセージを送るということもあり、配信が始まる前には「相手が傷つくようなことは書いてはダメ」というアドバイスも行われていた。 迷いもなく、チャットツールを使いこなしていた小学4年生たち。彼らのPCリテラシーの高さにも驚かされた。 放送室では、キャラクターになりきり4年生のお悩みに答えていた。複数人がひとチームになっていることもあり、役割分担がされていたようだ。

拡現人

小池翔太(@koike_s)ウェブサイト

小池 翔太(東京学芸大学附属小金井小学校 教諭)ウェブサイト。ICTを活用した教育・企業と連携した教育に関心があります。本サイトには、プロフィール・制作教材・研究業績・教育活動等を掲載しています。